『アレクサンダーテクニーク』は、
HSPとか愛着トラウマの本か何かで言葉を知ったのですが、
なんか難しそう(笑)とか、実際ピンとこないしイメージできない。
でもなんか…今私に必要な気がするという感じで始めたと思います。
あきさんと出会い、とても穏やかな人柄で
しっかりとサポートしてくださる印象。
しかも面白い方なのでとても受け入れやすかったのを思い出します。
それが続けてこれた秘訣かもしれません。
当たり前に自分が持っている習慣というものに、
どんどん自分で気づいていく。
それがすごく面白かったです。
たとえば、『私はあがり症なんだ』と長年思っていました。
それが対人関係で色々な支障を生んで正直大変でした(笑)。
それがエチュードを続けていくうちに、不思議なことが起こり始めました。
話す時、とくに苦手意識のある相手に対して、
…調子を読む…とか…それに合わせる…とかを
自然にやっちゃっている!と。
流れに飲まれるように自分の反応まで相手に合わせた結果、
本来話したかったことをほとんど言わずに
飲み込んでしまうということが起こっていました。
どこかでそれが自分にとってただただ違和感で、
どうにかしたいという想いはずっとありました。
長年かけて染み付いたというか(笑)
付き合ってきた習慣でした。
相手の反応は私にコントロールできるものではないのに、
わざわざその相手の反応に影響されようとして動くというか、
そのように反応することを私が選んでしまっている、
という見方ができるようになりました。
身体の反応に気づき始めると今度は、
自分の感情の反応も見えるようになっていきました。
あ〜私この人のコレがいやなんだ〜みたいな感じで、
苦手な人に対して『全部イヤ』だったところから、
『この人のコレ』という特定した何かが見えてくる感じでした。
こうなってくると
色々な場面で自分がどうなるのか…に意識が向き、
相手の反応は元々の最重要事項!というところから
格差げされていきます。
それが結局自分を確認したり知ることに繋がっているし、
落ち着いたり安心することが日常に増えてくるのかなと思います。
幼少期は親の影響をたくさん受けます。
それがどんな影響でも、大人になってうまく扱いたいと思えば対処というか、
方法はあるんだなと知り、私はとても救われた気持ちでした。
今とても安定感があって心地よい。
それの方が当たり前になりつつあって、
たとえ非常事態がきてもなんとかなる気がする
と思えることが増えています。
なんか…とにかくすごいです。