
「もうクタクタにはならないよ!」②
2024年05月04日 00:28
前回は、イベントスタッフとして
活動した生徒さんが、
疲れもしないし、
清々しい気分で会場を後にできた!
という報告をしてくれた話を
書きました。
前回の記事はこちらから⇩
https://lacunowa.com/articles/2229
今日は、これまでは、人混みが苦手で、
このようなイベントの後は
クタクタになっていた生徒さんが、
このワークをして、
どのように変わったのか、
分析していきましょう。
「イベントスタッフとして働く」
と聞くと、どのようなイメージが
湧きますか?
○人が多い環境
○多くの初対面の人と接する
○職務によっては立ちっぱなし
○誰から、どのようなことを聞かれるか、
事前に想定しにくい
こんな感じではないでしょうか?
ここには、
HSPさんたちを疲れさせる
要素が盛りだくさん詰め込まれていますよね?
だから、これまでの経験からも、
この生徒さんも、
「イベントスタッフをするなんて、
かなりハードル高いと思っていた」
わけです。
しかし、こんな「自分を疲れさせるような」
要素が満載の状況でも、
自分の注意力の向け方次第で
積み重なる疲労を軽減することができるのです。
特にHSPは、外部からの刺激に
「自分を持っていかれること」
が多く、刺激が多い状況で、
自分の状態がどのようになっているのか、
自覚しない状態でいることが多くなりがちです。
このワークでは、
そのような「無自覚」な状態から
脱するスキルを練習します。
具体的には、
何かをしている間中、
出来るだけ「自分自身に注意を向けている」
状態を続けるのです。
イベントスタッフとして働いているなら、
例えば)
○人と話している時
○人の話を聞いている時
に、
相手の状態ばかりに気を取られたり、
その行為自体に没頭し過ぎるのではなく、
何かをしながらも、
自分への注意を向け続けることを同時に行う
ということをやっていきます。
そうすると、
いつの間にか、相手のモードや
周りの雰囲気に呑まれてしまって、
いつの間にか「ぐったり」
ということを避けることができます。
自分から注意が外れたら、
サッと止まって注意を戻す。
緊張を感じたら、
サッと止まって注意を向け直す。
こんな具合です。
いかに、「省エネ」で自分を使うか?
というスキルを身につけると、
「HSPでも疲れない!」
が実現するのです!